医師の働き方改革に関する議論が2019年3月にようやくまとまりました。24年度からの規制適用に向けて、医療機関では今後5年間でさまざまな取り組みが求められることになります。一方で、宿日直や研鑽の扱いや、タスクシフト、医師の兼業などといった、個別具体的な課題への対応策についての検討は今後も続く見通しです。医療現場に多大な影響を与える、医師の働き方改革を巡る動きを引き続き追っていきます。
2024年度診療報酬改定に向け、日本赤十字社の病院グループは、16病院で届け出ている特定集中治療室(ICU)管理料1・2(1万4406点)について、医師の交代制で維持したい構えだ。一方、働き方改革に ...続き