医師の働き方改革に関する議論が2019年3月にようやくまとまりました。24年度からの規制適用に向けて、医療機関では今後5年間でさまざまな取り組みが求められることになります。一方で、宿日直や研鑽の扱いや、タスクシフト、医師の兼業などといった、個別具体的な課題への対応策についての検討は今後も続く見通しです。医療現場に多大な影響を与える、医師の働き方改革を巡る動きを引き続き追っていきます。
厚生労働省は「改定DX」の推進を見据え、2024年度診療報酬改定の施行時期を2カ月後ろ倒しにし、6月施行とした。本紙の取材に応じた厚労省保険局の榊原毅審議官は、その成果について「医療機関、ベンダーの ...続き