急激な物価高騰などを背景に、2024年度診療報酬改定に続いて今年4月からも、入院時の食事療養基準額が引き上げられる。ただ、給食部門の収支改善には「十分な財源ではない」と、多くの病院関係者が口をそろえる。こうした中、病院給食提供の効率化と質の向上を目指して、新たな方式を取り入れる動きが広がりつつある。試行錯誤を重ねる病院を取材した。
厚生労働省は9日、2026年度診療報酬改定の基本方針が同日付で正式にまとまったと発表した。4日の社会保障審議会・医療保険部会、8日の医療部会に示した案から修正はない。



