介護職員・生活支援員の登録、1700人に増加  被災地への派遣で【無料】

2024年1月15日 20:55

 能登半島地震について、厚生労働省は15日午後3時までの対応状況をまとめた。被災地の社会福祉施設などへの派遣に向け、登録した介護職員・生活支援員らは計1700人程度に増えた。同日までに、社会福祉施設などに5人、1.5次避難所に13人を派遣。週内に、さらに20~30人を派遣する見通しだ。

 被災地に派遣する介護職員などについて、厚労省が都道府県に登録を依頼していた。

●DMATは206隊、DPATは23隊

 石川県内では、DMAT(災害派遣医療チーム)が206隊、DPAT(災害派遣精神医療チーム)が23隊、活動中だ。

 JMAT(日本医師会災害医療チーム)は19隊、国立病院機構の医療班は6班、日赤救護班は27班、JRAT(日本災害リハビリテーション支援協会)は4チームが動いている。AMAT(全日本病院医療支援班)は引き揚げた。

 日本看護協会は、他県の災害支援ナース61人を避難所に派遣。公的医療機関が派遣した25人も活動している。

 災害歯科支援チームは、これまでに石川県歯科医師会などの2チームが避難所を訪問したという。

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