医療情報閲覧の特例、富山大・福井大も  被災21市町、来月14日まで【無料】

2024年1月13日 20:50

 能登半島地震で被災した患者がマイナンバーカードを持参できない場合などに、医療機関や薬局で、患者の医療情報(薬剤情報、特定健診情報など)を閲覧できる特例について、厚生労働省は13日までに、石川県と富山県の21市町で、2月14日まで認めると周知した。

 この21市町以外では、富山大病院、福井大病院、福井県済生会病院も、同様に特例を認める。3病院は災害拠点病院で、被災者を受け入れているとの連絡があったため、個別に特例を認めたとしている。

 21市町は、以下の通り。▽石川県=金沢市、七尾市、小松市、輪島市、珠洲市、加賀市、羽咋市、かほく市、白山市、能美市、野々市市、川北町、津幡町、内灘町、志賀町、宝達志水町、中能登町、穴水町、能登町▽富山県=氷見市、高岡市―。

 関連する厚労省の事務連絡は、12日付の「令和6年能登半島地震にかかるオンライン資格確認等システムにおける『緊急時医療情報・資格確認機能』のアクティブ化の延長等について(その5)」など。

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