「コソプトミニ」を限定出荷、能登地震の影響で  参天製薬【無料】

2024年1月12日 10:24

 参天製薬は11日から、緑内障・高眼圧症治療剤「コソプトミニ配合点眼液」の限定出荷を開始した。元日に発生した能登半島地震で、主力工場である能登工場(石川県宝達志水町)が被害を受けたことによる影響。解除日は現時点で未定としている。

 能登工場の生産量は、同社製品の年間生産量の約4分の3を占めている。同社によると、今回の震災で工場の一部建物や設備への被害が確認されたという。

 ただ、コソプトミニ配合点眼液以外の製品については、在庫を一定量確保しており、現時点で通常通り供給を継続していく予定としている。【日刊薬業】

前のページへ戻る

企業 一覧一覧

特集・連載:2024能登半島地震一覧

特集・連載:医薬品等承認・流通情報一覧