急激な物価高騰などを背景に、2024年度診療報酬改定に続いて今年4月からも、入院時の食事療養基準額が引き上げられる。ただ、給食部門の収支改善には「十分な財源ではない」と、多くの病院関係者が口をそろえる。こうした中、病院給食提供の効率化と質の向上を目指して、新たな方式を取り入れる動きが広がりつつある。試行錯誤を重ねる病院を取材した。
中医協総会(会長=小塩隆士・一橋大経済研究所特任教授)は10日、診療側、支払い側双方が2026年度診療報酬改定に向けた意見を表明した。診療側は財源を純粋に上乗せする「真水」による対応が欠かせず、医療 ...続き



