災害支援ナース、派遣増員へ  能登地震で武見厚労相【無料】

2024年1月9日 15:05

武見厚労相が本部長を務める災害対策本部=9日、厚労省

 武見敬三厚生労働相は9日、能登半島地震の被災地に派遣する災害支援ナースについて、公的病院を中心に、さらに増員する考えを示した。厚生労働省の災害対策本部で説明した。

 災害支援ナースは8日午後1時時点で、石川県看護協会が7人、日本看護協会が12人を派遣。このうち12人は、市立輪島病院(輪島市)、珠洲市総合病院(珠洲市)、穴水総合病院(穴水町)で活動している。

 武見厚労相は、政府の非常災害対策本部での岸田文雄首相の指示にも言及。災害弱者の二次災害を優先的に防ぐべきだとした。避難所の感染症対策・低体温症対策、段ボールベッド・灯油を含めた物資確保、留守宅の防犯対策強化などの必要性にも触れた。

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