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“0.004”の舞台裏  改定率決定の真相

 診療報酬や介護報酬の改定率は、政府・与党の“ブラックボックス”で決まる。省庁間や与党内ではさまざまな調整が行われているが、誰が、どのような根拠に基づいて改定率を決めるのかは不透明なままだ。本紙の同時改定取材班は、閣僚や官僚、与党議員ら政府・与党関係者を取材し、その情報を基に診療報酬で“髪の毛1本”のプラス、介護報酬でプラス1.2%が導き出されるまでのプロセスを再構成した。

特集・連載 一覧

 24日の上野賢一郎厚生労働相と片山さつき財務相による「大臣折衝事項」では、診療報酬制度関連のテーマとして、「さらなる経営状況の見える化」への対応が盛り込まれた。2028年度以降の改定に向けて、医療法 ...続き

 厚生連・佐渡総合病院から南西に、車で40分ほどの場所にある厚生連・南佐渡地域医療センター。常勤医が昨年退職してゼロになり、4月以降、有床診療所から無床診療所になった。 「常勤医がいなくなれば、廃院に ...続き

 日本医師会は26日の定例会見で、2025年度「医師の働き方改革と地域医療への影響に関する調査」の結果を発表した。小児や周産期の医療提供体制の縮小・撤退を「行っている」または「検討している」と回答した ...続き

 厚生労働省は18日、「災害医療・新興感染症医療に関するワーキンググループ(WG)」の初会合を開いた。2030年開始の第9次医療計画を見据え、災害や新興感染症、国民保護事案などへの対応について28年度 ...続き