病院の運営は医療制度の見直し、診療報酬の改定、医療技術・機器の進歩、人口や疾病の構造変化といった医療を巡る動きに影響されます。従って、病院をハード面から見た場合にも、そうした動きに対応可能な柔軟性を備えた建築であることが求められます。数十年間にわたり安定した運営を続けていくために、病院建築に必要な要素とは何か。本連載では、将来の医療を取り巻く環境を見据えた病院建築、とりわけ急性期病院の姿を、関係者のインタビューと事例から考察します。
24日の上野賢一郎厚生労働相と片山さつき財務相による「大臣折衝事項」では、診療報酬制度関連のテーマとして、「さらなる経営状況の見える化」への対応が盛り込まれた。2028年度以降の改定に向けて、医療法 ...続き



