能登半島地震を受け、武見敬三厚生労働相は16日の閣議後会見で、被災地の医療・福祉の復旧・復興に向け、現地の医療機関や福祉施設などに、医師、看護師、保健師を応援派遣すると説明した。
能登北部の病院で問題になっている看護師の離職にも言及。「石川県、被災した市、町、病院と連携して、職員の住環境の確保などの問題解決に向けた取り組みを支援するとともに、国も当面の対応として、看護師を応援派遣していく」と述べた。
被災した高齢者に対し、介護支援専門員による見守り支援を始めたことも説明。「被災地の介護ニーズにしっかりと応えていきたい」とした。