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“0.004”の舞台裏  改定率決定の真相

 診療報酬や介護報酬の改定率は、政府・与党の“ブラックボックス”で決まる。省庁間や与党内ではさまざまな調整が行われているが、誰が、どのような根拠に基づいて改定率を決めるのかは不透明なままだ。本紙の同時改定取材班は、閣僚や官僚、与党議員ら政府・与党関係者を取材し、その情報を基に診療報酬で“髪の毛1本”のプラス、介護報酬でプラス1.2%が導き出されるまでのプロセスを再構成した。

特集・連載 一覧

 11月28日に閣議決定された厚生労働省の2025年度補正予算案では、賃金・物価上昇で厳しい経営状況にある医療機関・介護施設などに対して「医療・介護等支援パッケージ」として1兆3649億円が措置された ...続き

 厚生連・佐渡総合病院から南西に、車で40分ほどの場所にある厚生連・南佐渡地域医療センター。常勤医が昨年退職してゼロになり、4月以降、有床診療所から無床診療所になった。 「常勤医がいなくなれば、廃院に ...続き

 日本医師会は26日の定例会見で、2025年度「医師の働き方改革と地域医療への影響に関する調査」の結果を発表した。小児や周産期の医療提供体制の縮小・撤退を「行っている」または「検討している」と回答した ...続き

 厚生労働省は12日、改正医療法に盛り込んだ「外来医師過多区域での無床診療所への対応」について、「地域医療構想及び医療計画等に関する検討会」(座長=遠藤久夫・学習院大学長)に具体案を示した。外来医師過 ...続き