日本医師会は2日の定例会見で、9月21日の能登半島での豪雨災害を受け、被災した医療機関や医療従事者を支援するため支援金の受け付けを開始したと発表した。1月の震災からの復興を目指す道半ばで豪雨災害が発生し、地域医療の再興に大きな影響を及ぼしていることから、被災地域の医療提供体制の復旧復興を後押しするのが狙い。
会見で、松本吉郎会長は「1月の地震で非常に傷ついた医療機関が、今回の集中豪雨で再び大きな被害を受けたことは、非常に悲しい思い」と表明。「被災した医療機関や先生方・職員の方々が、新たに希望を持って地域医療を支えていくことができるよう、最大限の支援をさせていただきたい」と広く協力を求めた。