災害医療、一般向けに小冊子  「救急の日」を前に、広島県医【無料】

2024年9月5日 15:07


広島県医師会が発行した小冊子

 9月9日の「救急の日」を前に、広島県医師会は、災害時の医療や対応を説明した一般向けの小冊子をまとめた。題名は「守る命、つなぐ希望 災害時に役立つ基本知識と最先端技術」。

 広島県医は毎年、救急の日に合わせて、一般の人に正しい医療知識を広めるための小冊子を発行している。今回は、広島大大学院救急集中治療医学の大下慎一郎准教授が執筆した。

 災害医療の基礎知識、DMAT(災害派遣医療チーム)の役割、トリアージの重要性などを解説している。広島にも大きな被害をもたらした2018年の西日本豪雨や、今年1月の能登半島地震の教訓にも言及した。

 A5判、29ページ。希望者には、送料を含めて無料で配布する。申し込みは県医まで(電話:082-568-1511、午前9時~午後5時45分)。9日から、県医のホームページでも申し込みを受け付ける(https://www.hiroshima.med.or.jp/kenmin/pamphlet/)。

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