![](/sites/default/files/mf/240331%E7%9F%B3%E5%B7%9D%E7%9C%8C%E5%8C%BB%E3%83%BB%E5%AE%89%E7%94%B0%E4%BC%9A%E9%95%B7_0.jpg)
石川県医師会の安田健二会長は31日の日医臨時代議員会で、能登半島地震の被災地への全国の医師会の支援に謝意を述べた。
JMAT(日医災害医療チーム)の関係者に対しては、道路寸断や断水などの影響で、「大変不自由な思いをさせたことにおわび申し上げる」と述べた。その上で、JMATが支援した2次避難所では、「災害関連死が1人も発生していない」と成果を強調した。
現在は、能登北部の医療が立ち直りつつあり、金沢市以南に避難していた人が能登北部に戻ってきていると説明。能登北部の復旧には「息の長い支援が必要」だとし、「能登北部に戻る人たちに寄り添った支援を続け、5月半ばをめどに出口を探っている」と話した。
●「語り継ぐことが使命」
「今回の経験を、次の災害、さらなるJMAT活動の充実に向けて、語り継ぐことが使命だと思っている」とした。多くの支援金にも感謝を示し、「能登半島の医療復興のために使わせていただく」と報告した。