厚生労働省とこども家庭庁は10日付の事務連絡で、能登半島地震で被災した石川県内の高齢者施設などを支援するため、現地に派遣する介護職員らの取りまとめを都道府県に要請した。派遣する職員の登録を、市町村、福祉関係団体、社会福祉法人と協力して進めるよう求めている。
15日から2月末までの間に派遣できる人員を募る。▽高齢者関係施設▽児童・母子関係施設▽障害児・者関係施設▽生活保護・婦人保護関係施設―の中で対応できる施設の登録票を、12日の午後5時までに厚労省やこども家庭庁の担当課などにメールで送るよう求めている。
一方、石川県には、県外からの職員派遣が必要な施設を、施設類型ごとに取りまとめ、厚労省などにメールで知らせるように要請している。
2回目の派遣依頼は、2月中旬ごろに行う予定としている。
事務連絡の題名は「令和6年能登半島地震の発生に伴う社会福祉施設等に対する介護職員等の派遣依頼について」。