石川県のDMAT、18隊に拡大  厚労省まとめ、能登半島地震【無料】

2024年1月2日 19:22

 厚生労働省は2日夜、能登半島地震の被災状況や対応について、内容を更新し、公表した。同日午前10時時点で、DMAT(災害派遣医療チーム)は、石川県で18隊(県庁本部で7隊、病院で11隊)が活動しており、規模が拡大している。

 医療機関は、石川の14施設、新潟県の1施設、富山県の1施設で、断水、停電、医療用ガス使用不可の被害が生じている。

●透析不可、7施設360人に

 同日正午時点で、石川の透析医療機関43施設のうち、7施設で透析ができない。7施設に通院している患者は360人。県内や富山、福井県の医療機関への搬送を検討しているという。

 高齢者関係施設では、石川の4施設、新潟の2施設、富山の1施設で、断水や停電などの被害が起きている。

 障害者関係施設では、石川の6施設、新潟の1施設で、断水や停電が発生している。

 厚労省は被災状況や対応を随時更新し、ホームページで公表している(https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_37198.html)。
 

前のページへ戻る

行政 一覧一覧