石川県、6施設330人が透析不可  厚労省まとめ、能登半島地震【無料】

2024年1月2日 11:21

 厚生労働省は2日、能登半島地震の影響で、石川県の透析医療機関43施設のうち、6施設で透析できないと発表した。6施設に通院している患者は計330人。県内や富山県の医療機関への搬送を検討しているという。

●医療機関、富山でも被災

 厚労省のまとめでは、同日午前5時時点で医療機関は、石川の16施設、新潟県の2施設、富山の1施設で、断水、停電、医療用ガス使用不可の被害が出ている。

 DMAT(災害派遣医療チーム)は、石川で12隊(県庁本部で5隊、病院で7隊)が活動している。

 同日午前7時時点で、高齢者関係施設は、石川の3施設、新潟の2施設、富山の1施設で、断水、停電などの被害が出ている。

 厚労省は被災状況や対応をまとめ、ホームページで公表・更新している(https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_37198.html)。

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