6日からの大雨について、厚生労働省が14日午後2時時点で取りまとめた被災状況（第5報）によると、熊本県上天草市の1医療機関で浸水の報告があった。
医薬品・医療機器製造販売業、卸売製造販売業に関する被害は報告されていない。
高齢者関係施設では、青森、石川、静岡、福岡、佐賀、熊本、鹿児島の計64施設で浸水や停電、断水の報告があった。同時点で15施設は解消済みとなった。
障害者関係施設については、石川、山口、福岡、熊本、鹿児島の計22施設で浸水や断水の報告があった。同時点で7施設は解消済み。
人工透析関係では、断水や停電などにより透析に影響が出たとの報告があった施設は、鹿児島の3施設と熊本の2施設。このうち鹿児島の2施設は貯水槽からの給水で透析を行う方針。鹿児島の1施設は断水解除まで他院で透析を行うことを確認した。熊本の2施設は停電解除により透析が可能となった。
薬局については、福岡から浸水により営業不可となっている薬局があるとの報告があった。人的被害はなかった。