能登北部の看護師離職、「在籍出向」の活用も  厚労省・宮本審議官【無料】

2024年2月16日 18:02

 厚生労働省で災害対策を担当する宮本直樹大臣官房審議官は16日、能登半島地震で被災した半島北部の病院で問題になっている看護師の離職について、石川県が「在籍出向」の活用などを検討していると説明した。衆院内閣委員会で、庄子賢一氏(公明)の質問に答えた。

 北部の病院の状況が改善するまで、県南部の公立病院に一時的に異動し、状況が改善した後、北部の病院に戻ってもらうことを想定している。

 宮本審議官は、他の地域から看護職員を派遣しているほか、宿舎の整備なども進められているとした。「引き続き、石川県や医療機関とよく連携して、必要な対応をしっかりと行っていきたい」と述べた。
 

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