DMAT161隊、DPAT21隊が活動  厚労省まとめ【無料】

2024年1月23日 20:46

厚労省が開いた災害対策本部=23日

 能登半島地震について、厚生労働省は23日午後2時までの対応状況をまとめた。石川県内で活動するDMAT(災害派遣医療チーム)は161隊、DPAT(災害派遣精神医療チーム)は21隊、JMAT(日本医師会災害医療チーム)は42隊だった。

●医療コンテナ、16基を設置済み

 国立病院機構の医療班は6班、日赤救護班は26班、JRAT(日本災害リハビリテーション支援協会)は7チーム、JDAT(災害歯科支援チーム)は3チームが動いている。

 医療コンテナは16基が設置済みで、今後2基の設置を予定している。

 日本看護協会が県外から派遣した災害支援ナースは84人。それ以外に、公的医療機関が看護師39人を派遣している。

 DWAT(災害派遣福祉チーム)は45人。日本介護支援専門員協会が派遣した介護支援専門員13人も活動している。

●1.5次・2次避難、介護ニーズが「さらに高まる」  武見厚労相

 厚労省が23日に開いた災害対策本部で、武見敬三厚生労働相は「2次避難の進展に伴い、1.5次避難所や2次避難先での介護職員等のニーズが、さらに高まると予想される」と述べた。機動的に対応できる体制の整備に努める姿勢を示した。

 厚労省は被災状況や対応を随時更新し、ホームページで公表している(https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_37198.html)。

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