能登半島地震を受け、厚生労働省健康・生活衛生局は8日付の事務連絡で、避難所や被災した高齢者施設で、ノロウイルス感染症が疑われる急性胃腸炎が生じているとして、自治体に対策を呼びかけた。
厚労省の啓発資料や、日本環境感染学会のマニュアルを、必要に応じて参照するよう促している。
学会の災害時感染制御支援チーム(DICT)が派遣されている自治体で、ノロが疑われる急性胃腸炎の集団発生が起きた場合は、DICTへの相談も検討するよう求めた。
事務連絡の題名は、「令和6年能登半島地震における避難所や高齢者施設等でのノロウイルス感染症対策について」。